こんにちは、ぽんぴん(@ponpin_fire)です。
投資初心者や、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、配当金ETFは魅力的な選択肢の1つとなっています。その中でも、米国株式市場に注目したい方には、VYMがオススメです。
VYMは、高配当を重視したETFで、米国の主要な配当を支払う銘柄に投資しています。そのため、インカムゲインを目的とした投資家にとっては、高い利回りを期待できます。また、S&P 500株価指数よりも高い配当利回りを誇るため、リターンを最大化するための選択肢の1つとしても注目されています。
本記事では、VYMの基本的な仕組みや特徴、他の配当金ETFとの比較、そして今後の展望について詳しく解説します。投資初心者からベテラン投資家まで、VYMを活用した効果的な投資を学ぶために、本記事を是非ご覧ください。
VYMの素晴らしさを理解して配当貴族になりましょう!
VYMとは何か
VYMってよく聞くけど、実はよくわかってないわ。
VYMとは、Vanguard High Dividend Yield ETFの略称で、バンガードが運用する株式ETFの1つであり、高配当銘柄を中心に構成されています。
VYMの特徴
VYMは、アメリカの企業への投資に興味があり、元本の成長を期待している方には、高い配当利回りが魅力のVYMというETFがおすすめです。VYMは、3%程度の高い配当利回りで推移しており、増配も期待できます。得られた配当金を生活費の足しにして、将来的には経済的自由を得ることもできます。
さらに、VYMは、低コストで運用されているため、投資家にとって魅力的です。
至れり尽くせりってこと。
株価・分配金・利回り推移
これまでの利回り推移を見てみましょう。常に3%付近をキープしていますね。ウハウハしてきますね。
年 | 年末株価 (前年比) | 年間分配金 | 分配金利回り (対前年末株価) |
---|---|---|---|
2022 | $108.21 | $3.252 | 2.90% |
2021 | $112.11 | $3.096 | 3.38% |
2020 | $91.51 | $2.906 | 3.11% |
2019 | $93.43 | $2.842 | 3.64% |
2018 | $77.99 | $2.649 | 3.09% |
2017 | $85.63 | $2.401 | 3.17% |
2016 | $75.77 | $2.206 | 3.30% |
2015 | $66.75 | $2.149 | 3.13% |
2014 | $68.75 | $1.908 | 3.06% |
2013 | $62.32 | $1.749 | 3.54% |
平均 | $84.25 | $2.516 | 3.23% |
株価が常に上がり続けている・・・最高やん
この安定感がVYMのいいところ!配当金は年に4回(3月、6月、9月、12月)の分配が行われます。
VYMの投資対象と運用方針
VYMは、米国内の高配当銘柄に重点を置いて投資することで、安定的な配当収入を追求しています。具体的には、S&Pディバーシファイド・ハイ・ディヴィデンド・ストック指数に連動する銘柄を中心に構成されており、主に金融、ヘルスケア、一般消費財などのセクターから銘柄が選定されています。
運用方針としては、銘柄のバランスを保ちながら、指数に基づく分散投資を行うことで、リスクを最小限に抑えながら、長期的な成長を追求しています。
VYMと他のETFとの比較
VYMと他の配当金ETFであるHDVやSPYDとの比較
VYMは配当利回りが高いことで知られていますが、同じく配当金に特化したETFにはHDVやSPYDなどがあります。それぞれのETFの特徴を比較してみましょう。
ティッカー(正式名称) | VYM(バンガード・米国高配当株式ETF) | HDV(iシェアーズ コア米国高配当株 ETF) | SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF) |
---|---|---|---|
運用会社 | Vanguard | BLACK ROCK | STATE STREET |
ベンチマーク | FTSE ハイディビデンド・イールド指数 | モーニングスター配当フォーカス指数 | S&P 500 高配当 |
構成銘柄数 | 約440銘柄 | 約75銘柄 | 約80銘柄 |
コアセクター | ヘルスケア | エネルギー | 不動産 |
金融 | ヘルスケア | 金融 | |
消費財 | 通信 | ||
配当時期 | 年4回(3/6/9/12月) | 年4回(3/6/9/12月) | 年4回(3/6/9/12月) |
株価 | 110.07ドル※1 | 103.33 ドル※2 | 41.83 ドル※3 |
配当(分配金)利回り | 2.99%※1 | 3.58 %※2 | 4.77 %※3 |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
※1:2023.2.13時点、※2:2023.2.20時点、※3:2023.2.15時点
ここでは、ざっくり分かっていればOK。主要セクター、配当利回りは押さえておこう!
以上のように、VYMは優れたインカムゲインの提供という点で優れたETFであると言えます。運用期間が長い場合、その効果はより顕著に現れ、将来のインカムゲイン確保のためには有望なETFと言えます。
リスク・リターンのバランスを考慮し、VYMを含めた様々なETFを活用して、自身の投資目的に合わせたポートフォリオを構築していくことが大切です。
VYMの今後の展望
VYMは、過去数十年にわたって配当金を支払い続け、長期的な安定性を提供してきました。
では、今後のVYMの配当金や成長性についてはどうでしょうか。
VYMの今後の配当金について
VYMは、高配当のETFとして知られており、その配当性向は今後も維持されると予想されます。特に、アメリカの企業が近年財務体質を強化し、配当増加傾向にあることから、今後もVYMの配当金は安定的に増加すると考えられます。
しかし、配当金は企業の利益に応じて変動するため、景気後退期など経済的な不安定要因がある場合には、配当金が減少するリスクもあります。また、米国の法律や税制改正によって、今後VYMの配当金に影響を与える可能性もあることは忘れてはなりません。
VYMの今後の成長性について
VYMは、高い配当利回りと、過去の長期的な価値の安定性から、長期的な資産形成に適したETFとして注目を集めています。現在、アメリカ株式市場は高い水準にあるため、今後の成長性についてはやや不透明ではありますが、世界経済の成長や、企業の収益改善によって、今後もVYMの成長性は期待されます。
ただし、VYMは配当金に重点を置いたETFであるため、他の成長株ETFと比較して、株価の上昇率は低くなる可能性があります。また、VYMのポートフォリオは、比較的大型企業が中心であり、小型株や成長株には投資していないため、過去のような高い成長性を期待することは難しいかもしれません。
総じて、VYMは、高い配当利回りと安定性を求める投資家にとっては、今後も有望なETFの一つと言えるでしょう。
まとめ:VYMを長期保有で素敵な配当ライフを!
今回のテーマは、米国株式市場における高配当ETF「VYM」についてでした。
高い配当利回りと長期的な安定性のあるVYM。運用方針はインカムゲインを追求することです。
インカムゲインを目的としたポートフォリオ構築や、長期的な資産形成を行い、配当金を受け取り続けることで、インカムゲインの実現や資産形成が可能となっています。VYMをポートフォリオに取り込んで優雅な配当ライフはいかがでしょうか。
VYMなしでは生きていけない。ずっとそばにいて。
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