こんにちは、ぽんぴん(@ponpin_fire)です。
投資初心者から上級者まで、多くの人々が注目する投資商品の1つであるETF。
その特徴的なメリットと手軽な取引方法が人気を集めています。
一方でそもそもETFとは何か、どんなメリット、デメリットはあるのか、どのような投資スタイルがあるのか、ETFと投資信託の違いってよくわからない点もあるのでは。
ETFと投資信託ってどっちを買えばええの?
本記事では、そんなETFについてわかりやすく解説します。
ぽんぴんです。
ETFで不労所得を得て資産をチャリンチャリンさせましょう!
ETFとは
そもそもETFとはなんぞや?
ETF(上場投資信託)って
ETFとは、Exchange Traded Fundの略称です。
株式や債券、商品などを一つのファンドにまとめて投資できる投資信託の一種で、株式市場で売買される上場投資信託のことを言います。
ETFは、個別の株式や債券を取引することができる株式市場上での取引が可能であり、流動性が高いため、簡単かつ低コストで多様なポートフォリオを構築することができます。
ETFの仕組み
ETFは、複数の株式や債券、商品などを指数に従って選別し、それらを一つのポートフォリオに組み込んでいます。
ETFの発行会社が投資家から資金を調達し、その資金を元に指数に従って資産を選別し、ポートフォリオを組成しています。
また、ETFの株式は常に市場で取引されているため、ETFの価格は常に市場価格で決定されます。
ETFのメリットとデメリット
ETFのメリットには、取引手数料が比較的安価で、運用成績がインデックスに近いことが挙げられます。
また、取引が市場取引所で行われるため、株式と同様に市場価格で購入することができ、流動性が高く、簡単に売買ができる点も魅力的です。
一方で、ETFにもデメリットがあります。
ETFに含まれる投資対象物にリスクがある場合、ETFの価格にも影響を与えるため、投資家は慎重になる必要があります。
また、ETFによっては、対象物に高い重みがかかることがあるため、過剰にリスク分散されていないことを確認する必要があります。
あとでETFと投資信託の違いの中でメリット・デメリットを比較しますね。
インデックス投資の詳細についてはこちらもどうぞ
ETFの選び方
ETFの種類
ETFには、株式、債券、コモディティ、通貨、リートなど、さまざまな種類があります。
また、国内外のETFもありますので、投資先の国によっても異なります。
色々あるということはハズレの商品もあるということ。
ETFの経費と手数料
ETFの経費や手数料は、投資額に応じて変動します。
ETFの中には、低コストで運用できるものもありますが、手数料が高いものもあります。
また、ETFによっては、手数料以外にも運用費用や税金などがかかる場合もあります。
経費・手数料を把握しておくと、受け取るリターンがどれだけか、正確に把握できますね。
投資信託と同じで、どれだけコストを抑えるかがETF運用のポイントとなります。同じ指数に連動する複数の商品があるなら手数料の安い商品を選ぶべき!
ETFの購入方法
ここからはETFの購入方法について説明しますね。
ETFの購入方法
ETFを購入するためには、証券会社を通じて購入する必要があります。
「楽天証券」や「SBI証券」といった有名どころの証券会社で購入すればええんやな。
インデックス投資を購入する証券会社の口座開設しているなら簡単に買えます。全く心配なし!
ETFの取引時間
ETFの取引時間は、証券会社によって異なりますが、通常は株式市場が開いている時間帯と同じ時間帯に取引が可能です。
例えば、日本の場合は東京証券取引所が開いている時間帯に取引が可能です。
ただし、米国株式ETFなどの場合は、日本時間の夜間にも取引が行われます。
僕が購入しているETFはほぼ米国株式なので、夜間取引がメインとなっています。
ETFの売買手数料
ETFの売買手数料は、証券会社によって異なります。
一般的には、株式の売買と同様に手数料が発生しますが、ETFによっては手数料が無料のものもあります。また、ETFを長期的に保有する場合には、売買手数料だけでなく、管理費用や信託報酬などの費用も考慮する必要があります。
証券会社やETFの選択にあたっては、これらの費用も含めた総合的なコストを比較検討することが重要です。
ETFのリスク
ETFは、投資家に様々なメリットを提供する一方で、リスクも伴います。
ここでは、ETFの代表的なリスクについて説明します。
ETFの価格変動リスク
ETFの投資対象となる市場や資産の価格変動によって、ETFの価格が変動するリスクがあります。
たとえば、株式ETFは、株価が下落するとETFの価格も下落することがあります。また、債券ETFは、金利が上昇するとETFの価格が下落することがあります。
この価格変動リスクを軽減するために、ETFは分散投資の一つの手段として用いられることがあります。
例えば、株式ETFは、複数の企業の株式をバランスよく保有することで、単一の企業リスクを回避し、市場全体の変動に対して防御することができます。
ETFの信用リスク
ETFは、一般に信用リスクを抱えています。
ETFに投資することは、ETFを発行する会社の信用力に依存することになるため、発行者が倒産するとETFの価格が下落する可能性があります。
このようなリスクを軽減するために、信用力の高い会社が発行するETFに投資することが望ましいでしょう。
有名どころで言うと、VOOやVTを発行する「バンガード・グループ」、IVVを発行する「ブラックロック」、SPYを発行する「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ」等が挙げられます。
ETFを活用するための戦略
ETFは、様々な投資スタイルに合わせて多様な種類が存在し、それぞれ異なるリスク・リターンが見込めます。そのため、ETFを活用するためには適切な戦略を選び、購入するETFを選択する必要があります。
ここでは、ざっくり2種類について説明します。
①分散投資
②セクター投資
①分散投資
ETFを利用する主な理由の一つが分散投資です。分散投資とは、投資先を複数に分散することで、リスクを軽減し、投資先全体のリターンを安定化させる投資手法です。
ETFを利用することで、一つのETFに投資するだけで、複数の企業や業種、国に分散投資ができます。投資先のリスクを分散させ、効率的なポートフォリオの構築を目指しましょう。
いわゆる世界に分散するVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)ですね。
②セクター投資
セクター投資とは、特定の業種に特化した投資を行うことです。例えば、テクノロジーやエネルギーなど、投資家が興味を持つ業種に特化することができます。
ETFを利用すれば、特定の業種に特化したETFを選択することができます。セクターによっては、市場全体と比べて高いリターンを出すことがあるため、投資家にとって魅力的な投資先となることがあります。しかし、一方で業種特化リスクがあるため、リスクマネジメントには注意が必要です。
代表的な銘柄としてITセクターに連動するVGT(バンガード・米国情報技術セクターETF)、XLE(エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド)とかですかね。
ETFと投資信託の違い
そろそろETFと投資信託の違いを教えろ。
では、ETFと投資信託の違いについて説明します。ただし、説明すると、とんでもないボリュームになるので、ここでは主要な項目について、簡潔に説明しますね。
ETF | 投資信託 | ||
---|---|---|---|
上場・非上場 | 上場 | 非上場 | |
販売会社 | 証券会社 | 証券会社、銀行等 | |
取引価格 | 市場価格(リアルタイム) | 1日1回算定される基準価格 | |
注文方法 | 指値・成行 | 口数指定・金額指定 | |
自動積み立て | 一部証券会社で可能 | ほとんとの場合、可能 | |
費用 | 購入時 | 売買手数料 | 購入時手数料 |
保有時 | 信託報酬 | 信託報酬 | |
売却時 | 売買手数料 | 信託財産保留額 | |
分配金再投資 | 自分で行う | 自動再投資・受け取り |
大きなポイントは、「自動積み立て」と「分配金再投資」です。
ETFよりも投資信託は、自動積み立てと分配金再投資の自動設定ができますので、初心者向けです。
私は楽したいので投資信託派やな。
どちらの投資方法を選ぶかは、投資家自身が自分の投資目的やリスク許容度に合わせて判断する必要があります。
初めてのETF投資のポイント
大きなポイント下記の3つです。
①分散投資を心がける
②長期投資をする
③投資先の情報収集をする
①分散投資を心がける
ETFには様々な種類がありますが、分散投資を心がけることでリスクを抑えることができます。
とは言え、1つのETFには、複数の銘柄が含まれているため、1つの銘柄にリスクが集中することがなく、リスク分散ができます。
また、投資額に応じて購入ができるため、比較的少額から投資を始めることができます。
②長期投資をする
ETFを含めた投資は、短期的な株価変動に左右されやすい傾向があります。しかし、過去の株価データから見ると、長期的に見ると株価は上昇傾向にあることが分かっています。
そのため、ETF投資においても、長期的な視点で投資することが大切です。長期的な投資をすることで、一時的な株価の下落に左右されず、確実に資産形成をすることができます。
米国株式がいい例ですね。
Google Finance https://g.co/finance/.INX:INDEXSP?window=MAX
インデックス投資と同じで米国株式に投資すれば右肩上がりってこと(イエー!)
③投資先の情報収集をする
投資先のETFについては、運用実績や資産規模などを確認することが重要です。
また、過去のパフォーマンスだけにとらわれず、ETFが投資対象とする市場や業界の現状や将来性を考慮することも大切です。
燃料価格の上昇やAIの進化など、日々情勢は動いています。情報収集は欠かさないようにしましょう!
まとめ:分配金を自由に使うならETF
今回は「ETF」というテーマについて解説してきました。
ETFは、株式や債券、商品など多岐にわたる金融商品を手軽に取引できる投資商品です。その特徴である低コストと高い流動性が魅力で、投資家の資産形成に貢献しています。
ETFと投資信託の違いは、いろいろとありますが、ポイントとして「自動積み立て」と「分配金再投資」です。全て自動で投資したいなら投資信託を購入しましょう。
ぽんぴんは、ETFと投資信託どちらも購入しています。ETFの分配金はご褒美として使って、投資信託の分配金は将来への貯金として使い分けています。
ETF市場は、今後も成長が期待されています。AIやブロックチェーン技術の進展などがETF市場に影響を与える可能性があります。また、口座開設や投資金額の決定方法、初めてのETF投資のポイントについても理解しておくことが大切です。
ETFで成功するためのコツとしては、分散投資・長期投資・情報収集です。これらのポイントを押さえながら、効果的なETF投資を行いましょう。
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